目次21歳で都立府中療育センターに入所し、そこから言語を獲得し始めた姉は、27歳の時、点字パターンを使った足踏み式のタイプライターを使って自ら発信を始めました。

そして40年以上の歳月が流れ、今はメールでリアルタイムのコミュニケーションを取れるようになりました。
姉自身の努力ももちろんですが、なによりおおぜいのみなさんの、大きな支えがありました。

この「ともIII」は、足踏みタイプライターからワープロを経て、パソコンにいたる姉のコミュニケーションの歴史です。