21才の時に都立府中療育センターへに入りました。センターに入ったら最初は皆に私が言いたいことが伝わりませんでした。それで文字の勉強をしたいと思いました。友達のるりちゃんに、私が勉強したいと目で伝えたら、るりちゃんが言語療法の木村先生と大石先生にそれを話して ...
内容の一部紹介(1) なにもわかってもらえなかった頃
私は昭和 22 年 9 月 29 日に三ノ輪で生まれて蔵前で育ちました。赤ちゃんの頃日赤病院の小林先生に脳性麻痺と言われたそうです。私が5歳の頃、みんなの言うことはわかったけれど、母にも言いたいことが伝えられませんでした。私はわかってもらえない時に大きな声で泣きまし ...
池袋ジュンク堂書店で販売中
池袋のジュンク堂書店に置いていただけることになりました。1階のリトルプレスにて。お近くにお寄りの際は、ぜひ手にとってみてください。 (現在、販売は終了いたしております) ...
購入のご案内
ご注文は、注文フォームをご利用ください。注文はこちらをクリック定価1100円(本体価格1000円+税10%)送料込みISBN978-4-9909067-0-2C0095 ¥1000Eお問い合わせはa2@gottago.jp まで直接メールでお願いいたします。 ...
目次
21歳で都立府中療育センターに入所し、そこから言語を獲得し始めた姉は、27歳の時、点字パターンを使った足踏み式のタイプライターを使って自ら発信を始めました。そして40年以上の歳月が流れ、今はメールでリアルタイムのコミュニケーションを取れるようになりま ...
春の歌
本文中でも紹介していますが、中野智子が作詞した「春の歌」を、府中療育センターに慰問に来たくださったボニージャックスのみなさんが歌ってくれました。「ともIII」の巻末には楽譜も掲載しました。 ...
「とも」と「ともII」
右が1986年、ちょうど30年前に出した一冊目。266Pの四六判上製本です。そのとき開かれた出版記念パーティのことも、今回の「ともIII」に載っています。 「とも」はもう完全に品切れとなってしまいました。左が1994年刊行の「ともII」、同じ四六判ですが、こちらは276Pの並製 ...